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人生トラベログ

就職留年マンがどうにか人生逆転するまでの記録

十二月六日

 僕は昔から(多分)人に好意を伝えるのも伝えられるのも苦手だ。これは恋愛レベルでなく日常レベルでの話でもだ。

コンビニでの会計とか飲食店などで「ありがとう」「ごちそうさま」と言うのは何も抵抗を感じないけれど、自分の知り合いとかになると「小っ恥ずかしさ」を感じてしまう。

 

 

最近友人Aからこんなことを言われた。

「B(僕のこと)が先生(ゼミの教授)のこと好きって言ってて驚いた。昔は人にそんなこと言ってるの聞いたことなかったから。」

 

僕はゼミの先生を尊敬している。それは就職留年した僕を今も指導して頂いているという点だったり、両親以外の模範とすべき社会人であるという点だったり、学生との交流(飲み会だけど)の場を大切にしている点だったり。挙げればキリが無いが、とにかく尊敬している。

 

思い返すと今までの僕はこういった「好意」を言葉で示してこなかった。いつも「相手を笑わせる」とか「敢えて逆のことを言う」という行為でしか表現出来ていなかったと思う。まるで小学生のようなその不器用さには自分でも気付いていたけれど、なかなか変わることは出来なかった。

 

ただAの話を聞く限り、最近の僕は「好意」を言葉で伝えられるようになってきたらしい。先生という今までの僕の常識が通用しない立場の人に出会ったからかもしれない。Aは大学2年からの付き合いなので、多分僕は変われたんだろう。少しだけ。

 

 僕は人より成長のスピードが遅いと思う。それは性格とか根源的な人間性の問題だと思うので変えようがない。ただ、少しでも良い方向に変わっていけているのなら、それは嬉しいことなんだと思う。これからゆっくりでも、自分の「好意」をもっと多くの人に言葉で伝えられるようになりたい。そして人からの「好意」も出来るだけ素直に受け止められるようになりたい。

 

 

終わり